東日本大震災アーカイブ

福島原発告訴団を結成

 東京電力福島第一原発事故をめぐり、東電幹部や原子力安全委員会などの国の責任者の刑事責任を追及する「福島原発告訴団」が16日、結成された。同日、いわき市の市労働福祉会館で結成集会が開かれた。
 市民団体の「脱原発福島ネットワーク」と「ハイロアクション福島原発40年実行委員会」が呼び掛けた。告訴団は業務上過失致死傷などの容疑で6月にも福島地検に告訴状を提出する方針で、県内を中心に1000人規模での集団告訴を目指す。
 告訴状案などによると、東電は想定以上の津波が来る可能性を指摘されていたにもかかわらず、対策を怠ったほか、保安院や原子力安全委員会も対策を指示しなかった。大量の住民が被ばくし、近隣の入院患者らを避難途中に死亡させたなどと指摘している。
 結成集会には県内各地から約100人が参加した。ハイロアクション福島原発40年実行委員会の武藤類子委員長は「原発事故の責任を明確にして、若い世代に新しい未来を残したい」とあいさつした。

カテゴリー:福島第一原発事故