東日本大震災アーカイブ

整形外科の診察開始 川内村立診療所 第2、第4月曜受け付け

 4月に再開した川内村の村立診療所は14日、東日本大震災後に新設した整形外科の診察を始め、初日は7人が利用した。

 ひらた中央クリニック(平田)から派遣された佐々木太郎医師(36)が毎月第2、第4月曜日(午前9時~正午)に受け付ける。診察を受けた無職西山トヨさん(86)は郡山市の借り上げアパートから今月、村に戻った。足腰が弱く避難生活中は郡山市の病院に通院しており「村から郡山まで通院するのは時間がかかる。(佐々木医師は)丁寧に話を聞いてくれて安心した」と笑顔を見せた。

 佐々木医師は「村民が安心して帰村できるよう貢献したい」と話し、遠藤雄幸村長は「地域医療の充実は帰村につながる最優先事業の一つ」と期待した。

 村立診療所は震災前からあった内科と歯科が再開し心療内科(毎月第3木曜日)が新たに診察を始めている。村は今後、開設予定の眼科を加え5科体制にする方針。