東日本大震災アーカイブ

日本酒「親父の小言」発売  浪江のショッピングセンター

「親父の小言」をラベルにした日本酒

 原発事故で避難している福島県浪江町のショッピングセンター「サンプラザ」の運営会社マツバヤ(松原茂社長)は、事業を再開した町の鈴木酒造(鈴木市夫社長)と提携し、日本酒「親父の小言」を発売した。
 「朝きげんよくしろ」「自らに過信するな」「家内は笑うて暮らせ」などの「親父の小言」は、昭和3年に町内の大聖寺の青田暁仙住職(当時)が揮毫(きごう)した人生訓。昭和30年代にマツバヤの前身の会社が額にして売り出し、全国に知られるようになった。
 深みのある人生訓が大震災からの復興を目指す人々の励ましになれば-と、マツバヤが日本酒のラベルに使った商品づくりを計画した。「磐城寿」の蔵元で山形県長井市で事業を再開した鈴木酒造が大吟醸、純米酒、本醸造の3種類のそれぞれ1.8リットルと720ミリリットル入りで製品化した。
 マツバヤ(サンプラザ)のカタログ販売で電話注文を受けるほか、近く酒販店にも並ぶ。電話注文の問い合わせは0247(73)8146へ。