東日本大震災アーカイブ

除染 来年6月完了 27年度300キロ全線開通へ 常磐道

 環境省が双葉、浪江、富岡3町の常磐自動車道の一部区間で実施した除染モデル事業で、放射線量を一般の立ち入りが可能となる年間50ミリシーベルト以下に低減できることが分かり、常磐道の本格除染が来年6月までに完了する見通しとなった。
 羽田雄一郎国交相は8月31日、通行止めとなっている広野-常磐富岡インターチェンジ(IC)間の平成25年度中の再開通と、工事が中断している常磐富岡-浪江IC間、浪江-南相馬IC間の27年度までの開通を目指す意向を発表。埼玉県・三郷-宮城県・亘理IC間の約300キロが全線開通する見通しとなった。
 環境省は本格除染の範囲を、放射線量が年間20ミリシーベルト(毎時3.8マイクロシーベルト)以上の計21キロ区間とし、年間50ミリシーベルト超(毎時9.5マイクロシーベルト超)は路線の供用開始時の線量を年50ミリシーベルト以下、年20~50ミリシーベルト(毎時3.8~9.5マイクロシーベルト)の区間では、年20ミリシーベルト以下を目指す。

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