東日本大震災アーカイブ

【汚染水対策】多核種除去設備「ALPS」試運転 浄化能力に限界

 東電は汚染水から62種類の放射性物質を取り除くALPSの試運転を3月30日に始めた。しかし、放射性トリチウムだけは除去できず浄化能力には限界がある。

 経産省や東電によるとトリチウムは、化学的に水に近い状態で自然界にも存在する。放射性セシウムと比較すると被ばく線量は1000分の1程度。ろ過や脱塩、蒸留を行っても普通の水素と分離するのが難しいとされている。

 政府は汚染水処理対策委員会を設置。東電や原発関連メーカー、研究機関とともにトリチウムの除去技術開発などを検討する。

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