東日本大震災アーカイブ

東北絆固く 東北六魂祭 福島12万人の大観衆

東北六大祭りが集結した東北六魂祭が福島市で開幕。福島わらじまつりを先頭に4号国道でパレードが繰り広げられ、沿道を埋めた観客を魅了した。会場の熱気は一気に最高潮に達した

 東北の六大祭りが競演する「東北六魂(ろっこん)祭」は1日、福島市で開幕した。初日は約12万人(主催者発表)の大観衆が沿道に詰め掛けた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を願う東北人の魂が福島の地で絆を強め、未来へ歩む姿を発信した。
 航空自衛隊「ブルーインパルス」6機が華麗な編隊飛行を披露。観衆の興奮が最高潮に達する中、メーンイベントの東北六大祭りのパレードが始まった。
 市役所付近の4号国道約1キロを、地元の「福島わらじまつり」の全長約12メートル、重さ約2トンの大わらじを先頭に、紅花をあしらった笠の波がうねる「山形花笠まつり」(山形市)が続いた。「仙台七夕まつり」(仙台市)で披露される伝統芸能のすずめ踊り、太鼓の音が躍動的な「盛岡さんさ踊り」(盛岡市)、囃子とハネトが一体となった「青森ねぶた祭」(青森市)の順で練り歩いた。「秋田竿燈(かんとう)まつり」(秋田市)はパレードコース上で竿燈を操る妙技を演じた。
 市役所西側の「メイン広場」をはじめ、福大付属小の「福島ふるさと広場」、新浜公園の「うまいもの広場」、JRA福島競馬場の「こでらんに広場」、福島二小の「ベネフィット・ワンふれあい広場」の各イベント会場では東北6市や県内13市を中心とした物産展、伝統芸能発表、音楽のステージなどを繰り広げた。
 最終日の2日の六大祭りパレードは午後零時半にスタートする。各イベント会場は午前10時から午後5時まで。
 東北六魂祭実行委員会の主催、観光庁、復興庁、東北運輸局、福島民報社などの後援で今年が3回目。