東日本大震災アーカイブ

燃料取り出し現場公開 第一原発4号機 東電、今月中旬にも開始

福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールをまたぐように設置されたクレーン=6日午前、大熊町(代表撮影)

 東京電力は6日、報道関係者に対し、核燃料の取り出しを控えた福島第一原発4号機の使用済み燃料プールや取り出しに使うクレーンなどを公開した。取り出しは実際の燃料輸送容器を使った実証実験などを経て今月中旬にも開始する。
 4号機プールには、使用済み燃料1331体と、未使用燃料202体が保管されている。公開された建屋5階には、燃料を取り出すための真新しいクレーンが設置されていた。4号機プールには水素爆発でがれきが混入したが、大きながれきは既に取り除かれており、燃料は目で確認できる状態だった。
 燃料はプール内でキャスクと呼ばれる輸送容器に入れた後、トレーラーを使って4号機から約100メートル離れた「共用プール」と呼ばれる別棟に移す。作業は来年末まで行われる予定。
 この他、原子炉からの核燃料取り出しが始まっている6号機内部、汚染水を処理する「多核種除去設備(ALPS)」などを公開した。

カテゴリー:福島第一原発事故