東日本大震災アーカイブ

福島医大とICRPが事業協力で覚書

覚書を締結した菊地理事長(左)とロシャール副委員長

 福島医大と国際放射線防護委員会(ICRP)は19日、事業協力で覚書を締結した。東京電力福島第一原発事故からの復興について住民や科学者、行政が考える対話集会「ダイアログセミナー」の開催など、これまでの協力関係を明文化した。
 覚書では、放射線防護に関する世界的権威のICRPは、チェルノブイリ原発事故などを受けた知見を同大に提供する。さらに、同大と県が実施している県民健康管理調査の結果をICRPのネットワークを使って発信することで本県の現状を国際的に正しく理解してもらう。
 締結式は、福島市の同大で行われた。同大の菊地臣一理事長兼学長と、ICRPのジャック・ロシャール副委員長が覚書に署名した。
 菊地理事長は「福島の復興には、福島県民と世界の連携が必要。ICRPのネットワークを活用し、世界と連携していきたい」と語った。ロシャール副委員長は「(原発事故の)現地での対話集会を続け、福島の復興に寄与したい」と述べた。

カテゴリー:福島第一原発事故