東日本大震災アーカイブ

田村の復興考え意見交換 シンポジウム 支援求める声も

パネリストを務めた(右から)上村さん、冨塚市長、坪井さん、稲垣さん

 東京電力福島第一原発事故からの復興を考える「田村市復興シンポジウム」は6日、田村市のウエディングプラザ丸美で開かれた。
 住民の生活支援やコミュニティー再生に取り組む田村市復興応援隊の主催、総務省、市などの後援。市民や市民団体、自治体関係者ら約150人が出席した。
 中越防災安全推進機構復興デザインセンター長の稲垣文彦さんが「地域への人的支援の可能性」と題し、基調講演した。応援隊の佐原禅隊長らが活動報告し、ボランティア募集や座談会の開催、営農再開支援などの取り組みを紹介した。
 冨塚市長、都路地域行政区長連合会長の坪井都一さん、長岡技術科学大教授の上村靖司さん、稲垣さんによるパネルディスカッションも行った。坪井さんは住民の帰還率や農林業の現状などを紹介し、「事故前の生活を取り戻すのは住民の力だけでは難しい」と国や県、市に支援を求めた。稲垣さんは中越地震の被災地の復興状況を踏まえ、住民や出身者が次世代に故郷をつなぐ意識の重要性を訴えた。

カテゴリー:福島第一原発事故