東日本大震災アーカイブ

いわき市、中核拠点整備し震災被害伝承へ 新年度、検討組織設置

 いわき市は東日本大震災の記憶や記録を後世に伝えるため、中核拠点施設の整備を目指す。平成27年度に検討組織を立ち上げる。清水敏男市長が4日までに、開会中の2月定例市議会で示した。
 市内には久之浜・大久地区の秋葉神社、岩間地区の防潮堤、田人地区の断層など、震災の被害を伝える場所が多数存在している。中核拠点施設はそれらをつなぐ役割を担い、さらに防災教育機能を持たせる。震災語り部など震災を伝える市民活動の拠点としても使えるようにする。検討組織は学識経験者や市民で組織し、施設の在り方や、構造物の保存方法などを検討する。
 市は津波で被災した豊間中を震災遺構とする考えだったが市民の反対で断念している。