東日本大震災アーカイブ

第一原発、汚染雨水が流出

 東京電力福島第一原発構内のK排水路と呼ばれる排水路から7日、放射性物質を含む雨水が海に流出した。東電が発表した。流出量や放射性物質の濃度は不明で、疑いを含め流出は6回目。
 7日午前2時55分ごろから同4時5分ごろまで、排水路の雨水がせきを越えて海に流れるのを監視カメラで確認した。大雨で移送ポンプによるくみ上げが間に合わなかったとみられる。ポンプは毎時約14ミリの雨まで対応できるが、7日午前2~3時の降雨量は14.5ミリだった。
 午前7時半ごろ採取した排水路の雨水からセシウム134が1リットル当たり100ベクレル(法定基準60ベクレル)、セシウム137が同410ベクレル(同90ベクレル)検出された。
 東電はK排水路の出口を港湾内に移す工事を進め、年度内に完了させる。

 県は7日、福島第一K排水路から雨水が海洋へ流出した事態を受け、早急に対策を講じるよう東電に申し入れた。

カテゴリー:福島第一原発事故