東日本大震災アーカイブ

米ハーバード・ビジネス・スクール 来月、学生38人本県訪問 福島成蹊高生と交流

ハーバード・ビジネス・スクール生との交流に向け、英語スピーチの内容などを話し合う福島成蹊高の生徒

 米国ハーバード大の経済大学院ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の学生38人が来年1月に初めて本県を訪問する。福島市の福島成蹊高の生徒との交流や二本松市の大七酒造などを見学し、東日本大震災の被災地に理解を深める。福島成蹊高の生徒らは世界のトップ経営者を数多く輩出している名門大学院生との交流を心待ちにしている。
 HBSは平成20年ごろから世界各地の文化や歴史を学び、現地の企業や経営者と交流する海外体験型プログラムを実施している。震災発生後の24年からは毎年、東北の被災地を訪れている。
 一行は1月4日から15日までの日程で日本を訪れ、本県や宮城県の女川に滞在する。福島成蹊高には1月7日に訪問し、敷地内の茶室「草心庵」で茶をたしなみ、日本の文化に触れる。特進コースとJRC部の生徒が英語のスピーチで震災当時の福島の様子と復興の現状を伝える。
 同校は今月初めからミーティングを行い、交流に向けた準備を進めている。高橋幸七福島成蹊学園理事長は「世界各地から優秀な人材が集まるHBS生との交流は本校の生徒にとって貴重な体験になる」と期待している。

※ハーバード・ビジネス・スクール(HBS) ハーバード大の経営大学院として1908年に開校。所在地は米国マサチューセッツ州ボストン。経営学修士(MBA)を取得するため、世界各国の学生が学んでいる。主な卒業生にジョージ・W・ブッシュ元米国大統領や三木谷浩史楽天会長兼社長らがいる。

カテゴリー:福島第一原発事故