東日本大震災アーカイブ

和合亮一さん詩集「ふたたびの春に」 ドイツ語に翻訳、出版

和合亮一さん

 福島市の詩人和合亮一さんの詩集「ふたたびの春に」がドイツ語に翻訳され、出版された。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を表現した詩を収録しており、福島の実相を海外で伝える一助になりそうだ。
 日本語を学んでいるドイツの学生マドレン・ベーレットさんが翻訳した。「ふたたびの春に」の収録作と和合さんの詩について研究した論文を掲載している。論文が評価されたことをきっかけに出版に至った。
 「ふたたびの春に」は震災直後から約1年間に編んだ詩を収めている。
 来年3月には詩集「詩の礫(つぶて)」がフランス語訳され、アメリカやブラジルでも紹介される予定。和合さんは「震災と向き合うとき、日本の中だけでは解決し切れないことがある。海外からのまなざしや視点から教えられることを、福島の皆さんと分かち合いたい」と話している。

カテゴリー:福島第一原発事故