東日本大震災アーカイブ

「悲しみ忘れぬ」 新地町で追悼式

追悼式で献花する参加者=新地町

 新地町の追悼式は町農村環境改善センターで行われた。
 遺族や町関係者ら約300人が参加した。黙とうをささげた後、加藤憲郎町長が「この悲しみは決して忘れない。一人一人の生活の復興、心の復興を目指し、町民みんなで助け合っていく」と式辞を述べた。
 菊地正文町議会議長が「安心して住むことができる古里を次代につないでいく」と追悼の辞を述べた。参加者が献花し、犠牲者の冥福を祈った。
 出席した中曽茂さん(62)は妻順子さん=当時(49)=を失った。順子さんの両親三宅実さん=当時(74)=、よしみさん=当時(74)=も犠牲になっている。「5年たつが、さみしい気持ちは変わらない。妻が楽しんでくれるよう、自分も一生懸命楽しまなければ」と気丈に語った。
 同町では震災の津波などで110人が犠牲になった。震災(原発事故)関連死は9人。

カテゴリー:震災から5年