東日本大震災アーカイブ

亡き祖母に思い伝える 浪江町追悼式

トルコギキョウを受け取り、献花に向かう門馬さん=浪江町

 浪江町の追悼式は二本松市のほうりん二本松斎場で行われ、参列者が古里の復興を霊前に誓った。
 約150人が出席した。遺族を代表し門馬芹香さん(16)=原町高1年、南相馬市原町区在住=が追悼の言葉を述べた。東日本大震災当時、原町二小の5年生で、浪江町両竹に住む祖母安斉正子さん=当時(65)=を津波で亡くした。遊びに行った時、自転車で一緒に買い物や海に出掛けた思い出が残っている。
 震災から5年になるのを区切りに、正子さんや津波犠牲者に自分の気持ちを伝えたいと思った。「おばあちゃんや亡くなった方のためにも、いろいろなことに挑戦して一生懸命に生きていきたい」と誓った。浪江町産のトルコギキョウを献花した。
 馬場有町長が式辞を述べた。吉田数博町議会議長らが追悼の辞を述べた。
 町によると、地震と津波で153人が命を落とした。行方不明者は31人で、震災(原発事故)関連死は383人に上っている。

カテゴリー:震災から5年