東日本大震災アーカイブ

飯舘で処理、一時保管 県内自動車整備工場の汚泥

 自動車整備振興会、自動車販売店協会、軽自動車協会の自動車整備3団体は東京電力福島第一原発事故後、県内の自動車整備工場に堆積している洗車時に発生した汚泥を減容化し、一時保管する中間処理を飯舘村に整備する施設で実施する方針を固めた。施設の施工や管理は廃棄物処理事業者に委託する方向だ。
 関係者によると、施設は村内にある既存の廃棄物処理施設の近くに整備される予定。自動車整備工場の洗車で生じた汚泥を脱水する設備2基と乾燥する設備1基を設ける計画だ。汚泥を減容化した後に一時的に保管し、中間貯蔵施設などに搬出する予定。保管量はドラム缶約8500本分になる見通し。
 3日までに廃棄物処理事業者が施設の機能や処理能力などを盛り込んだ事前協議書を県に提出した。
 県内の自動車整備工場約1700カ所で発生した汚泥は、油水分離槽からくみ上げられた後、現地で保管している。団体側は従業員の安全確保や風評の払拭(ふっしょく)に向け、中間貯蔵施設などに搬出するまでの手順を盛り込んだ独自の中間処理計画を策定する意向で内容について環境省と協議を進めている。

カテゴリー:福島第一原発事故