県は22日、キノコと山菜12点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。郡山市のタケノコ2点から食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。県は同日、郡山市や流通関係者にタケノコの出荷自粛を要請した。
郡山市では21日、直売所で販売されたタケノコからも基準値を超えるセシウムが検出されている。今回190ベクレルを検出したタケノコと直売所のタケノコは同じ人が採取した。
放射性物質の検査結果
※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム134、右はセシウム137。「<」の右側の数値は検出下限値。
【キノコ・山菜】
※食品衛生法の基準値は放射性セシウム(134、137の合算)100ベクレル。
白河:菌床シイタケ(施設)
検出せず 7.64
(<7.9)
白河:菌床シイタケ(施設)〃(<7.9) 7.15
白河:菌床シイタケ(施設)〃(<4.8) 検出せず(<4.8)
二本松:菌床シイタケ(施設)〃(<3.0) 2.73
天栄:菌床シイタケ(施設)7.45 10.6
泉崎:菌床シイタケ(施設)
検出せず 検出せず
(<4.7) (<5.1)
田村:原木シイタケ(施設)4.26 〃(<4.5)
田村:原木シイタケ(施設)15.0 29.6
田村:原木シイタケ(施設)
検出せず 4.72
(<3.9)
郡山:タケノコ87.4 106
郡山:タケノコ59.0 74.1
郡山:タケノコ19.0 23.3
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