東日本大震災アーカイブ

転出の小中学生185人戻る 郡山、1月より82人増

 東日本大震災で郡山市から市外に転出後に再び戻ってきた小中学生は5月末現在、185人で、1月の調査の103人から82人増えた。12日に開かれた市災害対策本部会議で市教委が示した。昨年9月に60人が戻ってきてから徐々に回復傾向が続いている。
 市教委によると、5月末の調査で小学生136人、中学生49人が戻った。1月の調査の小学生80人、中学生23人から大幅に増えた。
 戻ってきた小中学生を含めた総転入者も876人となり、1月の699人から177人増えた。転出者数は小中学生合わせて1050人で、1月の1123人を73人下回った。
 学校の聞き取り調査では、年度が替わり戻ってきたケースが多いという。「実家に近い場所で暮らしたい」「親の仕事の都合」などが理由という。
 斎藤義益学校教育部長は「依然、転出している子どもが多いので単純に比較できないが、戻る傾向が続いていることはうれしい。多くの子どもが戻れるよう安心できる教育環境整備に努める」と話した。