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今を生きる 震災乗り越え「200」達成 全国クラブ訪問「歩み」まとめ出版

「出会いと研鑽 パート3」を出版した河野さん

■福島西RC会員トラベルアドバイザー 河野坦司さん 71
 福島市の福島西ロータリークラブ(RC)会員でトラベルアドバイザーの河野坦司(ひろし)さん(71)=民報サロン第105期執筆者=は各地のRC訪問記「出会いと研鑽(けんさん) パート3」を28日までに自費出版した。東日本大震災による被災や闘病の困難を乗り越え、200クラブ訪問を達成した歩みをまとめた。
 他クラブの例会に出席して交流する「メークアップ」を平成14年から続け、地区大会や周年行事にも積極的に参加している。
 震災が起きた昨年3月11日は大分県別府市を訪問中。16日にようやく帰宅すると、自宅の屋根などが壊れていた。修理に追われる中、胃がんが見つかる。だが、手術直後の10月、鳥取、島根、岡山各県を訪問した。執念の旅だった。
 11月に埼玉県を訪れ、200クラブ訪問を成し遂げた。復興を目指す本県に対する温かい励ましも受けたという。
 訪問記は100クラブ訪問達成時の1冊目(平成19年3月出版)、全都道府県・163クラブ訪問達成時の2冊目(21年9月出版)に続き、それ以降の足跡を記す。
 民芸品を配るなどして本県の魅力をPRし、再生を目指す本県への理解促進に努める様子にも触れた。A4判、106ページで非売品。
 28日、出版あいさつで福島民報社を訪れた。「どんな貴重な体験も記録しなければ忘れられ、無価値になると思いまとめた。出会い、触れ合い、学び合いを求めて活動し、全国にいろいろなつながりができた」と振り返り、活動の継続に意欲を見せていた。

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