東日本大震災アーカイブ

全員が1ミリシーベルト未満 内部被ばく昨年11月検査

 県は11日、東京電力福島第一原発事故を受け実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査(昨年11月分)の結果を発表した。8645人を調査し、今後50年間(子どもは70歳まで)の内部被ばく量を表す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だった。県は「全員が健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。
 子どもや妊婦を中心に、県内外の医療機関などで調査した。
 対象の市町村と人数は次の通り。
 ▽福島1323人▽二本松15人▽伊達19人▽本宮1129人▽桑折6人▽国見5人▽川俣14人▽大玉1人▽郡山334人▽須賀川954人▽田村3人▽鏡石11人▽天栄1人▽石川8人▽玉川1人▽浅川3人▽古殿2人▽三春2人▽小野5人▽白河313人▽西郷89人▽泉崎22人▽中島26人▽矢吹20人▽棚倉1161人▽矢祭5人▽塙8人▽鮫川3人▽会津若松9人▽喜多方1人▽西会津1人▽猪苗代5人▽下郷1人▽南会津1人▽相馬221人▽南相馬242人▽広野5人▽楢葉20人▽富岡16人▽川内5人▽大熊6人▽双葉16人▽浪江20人▽葛尾1人▽新地7人▽いわき2585人