東日本大震災

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波倉地区に絞り込み 中間貯蔵施設、楢葉のボーリング候補地

東京電力福島第一原発事故に伴う中間貯蔵施設建設で、環境省は楢葉町内のボーリング候補地を「波倉地区」に絞り込んだ。24日、いわき市の町いわき出張所谷川瀬分室で開いた町議会全員協議会で示した。同省は6月2日午前10時から波倉行政区の約70世帯対象の説明会をいわき市のいわき明星大で開く。
 環境省が示した候補地と調査結果は【表】の通り。
 同省によると、4月9日から町内全域で文献調査や現地踏査を行い、一次検討の結果(1)井出川流域(2)木戸川流域(3)北迫川流域(4)波倉地区に絞った。さらに二次検討で双葉破砕帯や道路状況などを総合的に評価し「波倉地区」を選定した。
 同省は説明会後、地権者の同意を得た上で、6月中にもボーリング調査に着手する考えだ。ボーリングは15カ所ほどを予定している。
 井上信治環境副大臣は報道陣に対し、中間貯蔵施設の代替施設として町が提案している保管庫(仮称)について「いずれも構造は同じ」と述べ、あらためて一定の理解を示した。その上で「いわき市と広野町の廃棄物を受け入れてもらいたい気持ちは持っている」と話し、当面、中間貯蔵施設と保管庫の考えを並行しながら調査を進めていく考えを示した。

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