東日本大震災アーカイブ

本県農産物の安全対策理解 NTT労組東日本本部郡山で田植え体験

田植えに取り組む組合員とその家族

 NTT労組東日本本部は5月31日、農作物の安全対策など本県の現状に理解を深めようと郡山市安積町で田植え作業を行った。
 昨年の会津若松市での開催に続き2回目。今年は元組合員の田んぼ約3.2アールを借りて実施した。県外を中心に組合員とその家族約50人が参加した。
 市内の全農県本部農業技術センターで職員からJAが取り組む放射性物質の検査態勢などの説明を受けた後、田んぼに移動。コシヒカリの苗を手作業で丁寧に植えた。農家の米作りへの思いと苦労を肌で感じていた。秋に収穫に訪れる予定という。
 参加した北海道函館市の会社員村上槙吾さん(23)は「農作物の安全が徹底した検査で保たれていると分かった。秋の収穫が待ち遠しい」と話していた。