東日本大震災

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塙の食材で新名物 新粉もち汁 きょう産業祭で販売 風評払拭し「食の復興」 委託の東京聖栄大が考案

米粉とこんにゃく粉を練り込む学生

 塙町の一般財団法人「天領の郷はなわ」の委託で、加工品を研究する東京都葛飾区の東京聖栄大食品学科は、町の食材を使った新レシピ「新粉もち汁」を考案した。23日に町内の塙小で開かれる第25回産業祭で販売する。東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっしょく)を目指し、首都圏の学生の視点から食の復興を後押しする。
 町が葛飾区と防災協定を締結していたのがきっかけで、区内にキャンパスを持つ同大が平成24年から連携を始めた。これまでダリアの酢漬けなどを提案し、町が一部商品化につなげている。新レシピは、町内産の米粉と、こんにゃく粉を練り込んだ「もち」入りの汁物。ヘルシーで、つるんとした食感が味わえる。みそベースのスープに具だくさんの野菜が加わる。当日は200人前を用意し、一杯150円で提供する。小松菜を添えた焼きそばも200円で販売する。
 22日は3、4年生の16人が町内で仕込みと会場設営、アンケートに臨んだ。4年の石井成美さんは「町の食材はおいしい。もっと広められるように協力したい」と手際よく仕込み作業を進めた。
 区内には24年にオープンした町のアンテナショップ「ダリちゃんショップ」があり、一部の学生がアルバイトしている。毎週火、金曜日に町から新鮮な野菜や加工食品などが持ち込まれ、数時間で品切れするほどの盛況ぶりという。

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