13日に開幕する陸上世界選手権東京大会の男子400メートルリレー要員に選ばれた、石川・星稜高の清水空跳が8日、同校で記者会見し「代表に選ばれて本当にうれしい」と喜びを口にした。
7月の全国高校総体の男子100メートル決勝で10秒00を出し、世界選手権の参加標準記録を突破したが、日本選手権で準決勝敗退に終わっていた。個人種目の代表入りは厳しい状況だっただけに「最後の最後まで選ばれないと思っていた」と選出には驚きもあったようだ。
16歳で初めて挑むシニアの世界大会へ「これからの陸上人生の第一歩となる大会。経験を積んで今後につなげたい」と力を込めた。