県高野連は１３日、新型コロナウイルス感染防止のため、第７３回春季東北地区高校野球県大会の６支部予選をいずれも無観客で開催する方針を発表した。県大会は観客を入れて開催する予定。２０日に郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれる理事会で正式決定する。
新型コロナのクラスター（感染者集団）発生未然防止に向け、県が設定した重点対策期間が５月９日まで延長された現状や、県立高でクラスターが発生したことを受け、支部予選は無観客とする。夏の全国高校野球選手権福島大会を万全の体制で開催するため、段階的に規模を拡大する。
支部予選は、県北支部が最も早く２３日に開幕する予定。スタンドへの控え選手と保護者の入場は許可する。県大会は５月１４日に開幕する予定。昨年の秋季東北地区高校野球大会の開催方法や、日本高野連のガイドラインを参考に感染防止対策を講じる。
■県中支部予選の組み合わせ決定 春季高校野球
第７３回春季東北地区高校野球県大会県中支部予選の組み合わせは１３日決まった。
２４日に開幕し、１２チームがトーナメントで争う。会場は郡山市のヨーク開成山スタジアム（開成山野球場）と本宮市のしらさわグリーンパーク野球場。決勝戦は５月１日午後２時から、ヨーク開成山スタジアムで行う予定。