X メニュー
福島のニュース
国内外のニュース
スポーツ
特集連載
あぶくま抄・論説
気象・防災
エンタメ

ハンドボール笠原選手(福島・聖光学院高出身)が新天地へ 欧州でプレー続ける意向

2022.04.27 09:20
生徒にエールを送る笠原選手

 男子ハンドボールの東京五輪日本代表の笠原謙哉選手(33)=聖光学院高出身=は、所属するアイスランドリーグ2部のハルズールを5月に退団する見通しとなった。福島民報社などの取材に26日、明らかにした。引き続き欧州でプレーする意向も示した。

 移籍初年の2021―2022シーズンはキャリアハイの50得点近くを挙げ、チームの優勝と昇格に貢献。「結果も出たし、成長できた」と振り返った。今後について「欧州の違う国でチャレンジし、経験値を増やしたい」と意気込んだ。

 福島市出身で、信夫中で競技を始めた。東京五輪では1次リーグの全5試合に先発し9得点。ハルズールに移籍前は日本ハンドボールリーグのトヨタ車体でプレーした。

   ◇   ◇

 26日は母校の聖光学院高(伊達市)を訪れ、3年生約200人を前に講演した。

 トヨタ車体時代の話を交えながら、夢や目標を持つ大切さを伝えた。「置かれている環境は関係ない。目標に向かって進んでほしい」とエールを送った。1、2年生も教室からリモート参加し、耳を傾けた。