第７７回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の陸上競技は６日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われ、少年男子Ｂ円盤投げの小野大輝選手（１６）＝日大東北高１年＝が４４メートル４２で優勝した。陸上競技で県勢の優勝は前回の２０１９年以来、３年ぶり。今回の国体で福島県選手団の優勝は初めて。
全国大会初出場の小野選手は３投目で４４メートル４２を投げて首位に立ち、そのまま順位をキープした。
平田村出身。ひらた清風中３年夏に円盤投げを始め、約１年で同世代の頂点に立った。
県勢が国体の投てき種目で優勝するのは、２００８（平成２０）年の大分国体の成年男子砲丸投げに山口県代表として出場した大橋忠司（当時チームミズノ、保原高出身）以来１４年ぶり。