プロ野球新人選手選択会議（ドラフト会議）で中日ドラゴンズから４位指名された聖光学院高３年の山浅龍之介捕手（１８）は９日、福島市のウェディングエルティで球団と仮契約を結び、契約金３５００万円、年俸６００万円（金額は推定）で合意した。
山浅捕手は「いずれは日の丸を背負う選手になりたい」と抱負を語った。プロ入りに向け、筋力トレーニングや柔軟体操、動体視力の向上に取り組んでいるという。「味方投手の信頼を得て、早く１軍に上がる」とプロ入り後の目標を語った。
山浅捕手は正確なスローイングが武器で、１年秋からベンチ入りした。今年の春の選抜大会（センバツ）や夏の甲子園で活躍した。
同席した担当スカウトの小山良男さんは「捕手としての雰囲気を持っている。チームを勝たせる選手になってほしい」、聖光学院高の斎藤智也監督は「人間として大きく成長した。守備にプライドを持って取り組んでもらいたい」と激励した。
正式契約は１２月上旬を予定し、契約日に入団会見を開く。背番号も発表される見通し。