明治安田生命サッカーJ2開幕を18日に控え、いわきFCの地元である福島県いわき市のJR湯本駅前に17日、アウェーサポーターを歓迎する「ウエルカムボード」が設置された。駅周辺の旅館はほぼ満室となっており、期待が高まっている。
ウエルカムボードは湯本駅からスタジアムまでの通り道となる「一番町商店街」の飲食店や旅館関係者の有志が企画した。サポーターをもてなそうと、試合に合わせてサービスする飲食店を募り、インスタグラムのアカウント(iwakiyumoto.ssp)で紹介している。
有志の一人で、「ちょい飲みバル マイタイ」を営む小山いずみさん(44)は「温泉地の特性を生かし、歩いて楽しめるような仕掛けを考えたい」と目を輝かせた。
いわき湯本温泉旅館協同組合は昨季から観戦チケット付きの宿泊プランの提供を始めており、いわきFCがJ2昇格を果たした今季は実施する旅館を増やす方針だ。薄羽裕一理事長(52)は「歓迎ムードを広めたい」と意気込む。