福島県郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で14日に行われたプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの福島レッドホープス―福岡ソフトバンクホークス戦では、田村市出身でソフトバンクの佐久間拓斗選手(19)=田村高出身=が故郷で勇姿を見せた。
久々となる福島県での試合に闘志を燃やしていた。試合前に両親や恩師からエールを受けた。試合では、親戚が「かっとばせ拓斗」と書かれた横断幕を掲げて応援してくれた。「打ちたい気持ちが大きかった」。しかし3打数無安打と不本意な結果に。「遅い球に合わず、すぐ修正できなかった」と悔やんだ。
2年目の今季は3軍や4軍の試合に出場している。今季の目標は1~4軍の試合で本塁打20本だ。3月25日にヤマエグループ九州アジアリーグの大分戦(4軍戦)で第1号を放った。「練習あるのみ」と打撃向上を誓い、「はい上がるので応援してほしい」と地元ファンに成長を約束した。