バスケットボール男子Bリーグ2部東地区の福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントは11日、福島県郡山市のベルヴィ郡山館で2022―23シーズン報告会を開き、株主やスポンサーに今季の経営や戦績を報告した。
約80人が参加した。西田創社長は3月11日のホーム戦でチーム史上最多3071人を動員した点に触れ、「来季は一戦でも多く満員の試合をつくる」と意欲を示した。チーム理念や収益なども説明し、今季の支援に感謝した。接戦を落とす試合が多かったのを踏まえ、「ギリギリで勝てない弱さを来季は変えないといけない」と課題を挙げた。
15選手とスタッフ5人があいさつした。村上慎也主将は「皆さんのご声援のおかげで戦えた。来季こそB1に昇格する」と誓った。佐野公俊ヘッドコーチ(HC)は昨季にプレーオフ準々決勝で敗退した悔しさを晴らせなかったと振り返り、「どんな時も前を向いて戦ってくれた選手の頑張りをねぎらってほしい」と語った。