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Bリーグ東北カップ 福島県郡山市で16日開幕 ボンズは17日初戦

2023.09.10 18:00
東北カップに向けて指導に熱を入れるスニガSVHC

 バスケットボールBリーグに加盟する東北6県のチームが競う「第11回TOHOKU CUP(東北カップ)2023」は16日、福島県郡山市の宝来屋郡山総合体育館で開幕する。県内開催は7年ぶり。レギュラーシーズン開幕前の腕試しとして1部(B1)、2部(B2)の所属カテゴリーを問わずに東北の頂点を決める。

 B1からは秋田ノーザンハピネッツ、仙台89ERSが参加。B2からは福島ファイヤーボンズの他、青森ワッツ、山形ワイヴァンズ、岩手ビッグブルズが参戦し、6クラブがトーナメントで優勝を争う。

 東日本大震災からの復興支援を目的に2012(平成24)年から開いている。2016―17シーズンは会津若松市のあいづ総合体育館で開催された。

 ボンズは17日午後2時30分から、山形―仙台の勝者との準決勝に挑む。勝利した場合、18日午後3時30分からの決勝に進む。敗れた場合は同日正午から3位決定戦に臨む。

 大会は「郡山市・金田建設サポーティングマッチ」として開かれる。チケットはBリーグチケットで販売している。問い合わせは福島スポーツエンタテインメント。

 

■ボンズのスニガSVHC 東北一へ決意 「見ていて楽しいバスケを」

 今季からボンズを指揮するエンリケ・スニガスーパーバイジングヘッドコーチ(SVHC)は、チーム一丸となって東北カップを勝ち抜くと決意を語った。

 ―チームの状態は。

 「まだまだ修正する部分はあるが、選手は求めるプレーを予想より早く身に付けてくれている。選手間で積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が良い雰囲気につながっている」

 ―東北カップを制する鍵は。

 「守備の徹底が必要。全員で相手に激しくプレッシャーをかけ、ターンオーバーを誘発したい。大会は自分たちがどの位置にいるのか分かる機会。トーナメントを通して成長したい」

 ―ファンへメッセージを。

 「12選手全員が良いコンディションだ。攻守が素早く切り替わる、見ていて楽しいバスケをお見せする。ぜひ熱い声援を送ってほしい」

 

■東北の5クラブHC闘志燃やす

 ボンズ以外の5クラブのヘッドコーチ(HC)も東北王者を目指して闘志を燃やす。郡山市で開かれた記者会見にオンラインで参加し、決意を示した。

 B1秋田の前田顕蔵HCは「東北から日本のバスケを盛り上げたい」、仙台の藤田弘輝HCは「東北の皆さんの元気を与えられるようなバスケを見せる」と意気込む。

 B2青森の高原純平HCは「いい戦いができるよう、全力で挑む」、山形の石川裕一HCは「東北から盛り上げられるよう精いっぱい頑張る」、岩手の鈴木裕紀HCは「シーズン開幕前に強豪チームと戦えるのはいい経験になる。一つでも多く勝利する」と意欲を語った。