▽準決勝 福島市7-3下郷町(6回時間切れ)
福島市が序盤で得たリードを保ち、下郷町を破った。福島市は一回2死一、三塁から藤山の内野安打で先制。二回は大野の2点適時打などで4点を加えて突き放した。下郷町は三回に相手の失策で2点を返し、四回も1点を挙げたが力尽きた。
下郷町の5番高橋信博は「ランナーがうまく走ってくれた」と三回の得点を振り返った。5点を追う2死二、三塁。外角の直球をコンパクトにたたくと、鋭い打球が遊撃手の失策を誘って2人がかえった。勝利には届かなかったものの、第2回大会に並ぶ町の最高成績に到達した。「来年こそ、決勝に進めるよう練習を重ねる」と向上を誓った。
★星正信球審(福島市―下郷町)実力は拮抗(きっこう)していた。福島が相手の投手をうまく攻略した。下郷も最後まで奮闘していた。