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男子 郡山北工VS金光学園(岡山) 女子 郡山女大付VS東京都市大塩尻(長野) 春高バレー対戦相手決定

2024.12.02 13:30

 「春高バレー」の愛称で知られる第77回全日本バレーボール高校選手権大会(来年1月5日開幕・東京体育館)の組み合わせ抽選会が1日、開かれた。本県代表は男子の郡山北工が5日の1回戦で金光学園(岡山)と対戦する。女子の郡山女大付は5日の1回戦で東京都市大塩尻(長野)と戦う。

 金光学園は2年連続5度目、東京都市大塩尻は7年連続12度目の出場。

 男子のシード勢は3連覇に挑む駿台学園(東京)が初戦の2回戦で札幌大谷(北海道)―天理(奈良)の勝者と対戦する。

 女子は前回覇者の就実(岡山)が初戦の2回戦で富士見(静岡)―健大高崎(群馬)の勝者と顔を合わせる。今夏の全国高校総体決勝で就実を破った金蘭会(大阪)なども2回戦から登場する。

 

■郡山北工 ベスト8を目指す

  郡山北工は2年連続12度目の出場となる。久保木奏空主将(3年)と根本崚平(同)を中心に力のあるスパイクで得点を量産する。

 質の高いブロックが自慢の富永望(同)と、粘り強いレシーブを誇る狩野颯(同)が守りを固め、チームに流れを手繰り寄せる。

 二階堂大樹監督は「スパイクやフロアディフェンスでの課題を修正して全国大会を迎えたい」と語る。久保木主将は「一戦一戦を大切に全員バレーで目標のベスト8を目指す」と闘志を燃やす。

 

■郡山女大付 組織力武器に戦う

 郡山女大付は9年連続26度目の出場。前回大会では5年ぶりに初戦を突破した。16強以上を目指し、選手一丸で戦う。

 川村愛(3年)のトスワークは相手にブロックの的を絞らせない。高身長の佐藤にじ(同)や冷静さのある石井美空(同)が左右からスパイクを放ち、得点を狙う。

 佐藤浩明監督は「悔いなく全国の舞台でやり切る」と選手の奮起を期待する。八木橋環主将(同)は「組織力を武器に、一日でも長くこのメンバーで試合したい」と力を込めた。