避難所運営が長期化する中で、被災者を受け入れている市町村の態勢見直しが喫緊の課題となってきた。 広野町などからの避難者がいる石川町は、職員5、6人で複数の班を編成し、24時間の受け入れ業務に当たっている。町担当者は「現在は物品の不足もなく何とかこなしているが、今後は通常業務に支障が出る恐れがある」と語る。 双葉町を中心に約3千人を受け入れている川俣町の幹部職員は「自治会などボランティアの人たちの疲れもピークだ」としている。
(2011/03/18 08:00)