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放射線量の問題冷静に 専門家 「正しい情報を」 原発事故受け各地で講演会

 福島原発事故による放射線量の問題などが懸念されている中で、各地で放射線と健康について考える講演会や勉強会が開かれた。

■【本宮市・サンライズもとみや】県放射線健康リスク管理アドバイザー講演会が21日に開かれ、会場は約500人の市民らで満員になった。

 長崎大大学院の高村昇教授が「福島原発事故の放射線健康リスクについて」と題して講話した。放射線と放射能の違い、ベクレルやシーベルトなどの単位、健康への影響などについて詳しく解説した。高村教授は「必要以上に神経質になることはない」とし、「正しい情報に基づき、落ち着いて行動することが重要」と語った。

■【塙町・塙公民館】町の子育て支援グループ「ふれあいネットサークル」が18日に開いた。東白川郡医師会の星竹敏副会長(医学博士、塙厚生病院併設介護老人保健施設久慈の郷施設長)が「放射線健康被害について」と題し講演した。

 星副会長は被ばくの形態などを解説。「現状程度の放射線量を1年間浴びて外部被ばくしても、汚染された食品を食べて内部被ばくしても、その慢性被ばくが急性被ばくと同じように健康被害を起こした実例の報告はない」と強調した。

 その上で「生活環境の激変の方が生命にもたらす影響は大きい」などと冷静な対応を求めた。

■【白河市・白河中央中】教育関係者対象に、県放射線健康リスク管理アドバイザーの講義が16日に行われた。

 児童生徒の健康を守るため、放射線について正しい知識を持ってもらうのが狙い。

 約140人が出席した。広島大原爆放射線医科学研究所教授で県放射線健康リスク管理アドバイザーの神谷研二さんが、放射線についての基礎知識や、放射線を浴びた時の身体的影響などについて説明した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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