中部電力浜岡原発から30キロ圏内にある静岡県磐田市の鈴木隆之産業部長ら職員六人が21日、須賀川市を訪れ、風評被害の払拭(ふっしょく)のため同市の農産物を受け入れる考えを示した。
鈴木部長は「福島第一原発事故が人ごとと思えない。東北の野菜を磐田市で積極的に売り込む」と約束し、橋本克也市長に渡部修磐田市長のメッセージと特産品のお茶を手渡した。23日にも磐田市内で直売会を開くため、須賀川市のJA直売所「はたけんぼ」でトマトやキュウリ、アスパラガスなどを仕入れた。
両市はJAを通じて交流している。
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