日本貿易振興機構福島貿易情報センター(ジェトロ福島)の岡田春彦所長がベルギーのブリュッセルセンター所長に転出する。後任はジェトロ本部の永松康宏事業推進主幹(欧州・ロシア・CIS地域担当)が就く。21日までに決まった。
岡田氏は郡山地域テクノポリス推進機構と韓国・原州医療機器テクノバレー間の医療福祉関連機器技術交流事業や本県産品の欧州市場開拓などを推進した。永松氏は東京都出身で、中東アフリカ課長などを歴任した。
二人は21日、あいさつで福島民報郡山本社を訪れた。岡田氏は「今後は福島と欧州の懸け橋となる仕事に取り組みたい」と述べた。永松氏は「海外での販路拡大を目指す福島の企業が増えており、一件でも多くの成功事例を後押ししたい」とし、原発事故については「風評被害が拡散しないよう的確に対応したい」と話した。
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