東日本大震災アーカイブ

土壌改良県費で 福島の三育幼稚園など県に要望書

 東京電力の福島第一原発事故を受け、文部科学省が設けた放射線量の暫定基準を上回った福島市の三育幼稚園と聖心三育保育園の関係者が21日、県に土壌改良などを求める要望書を提出した。要望書では、東電に園児数の減少に対しての補償や、県に土壌改良を公的費用で行うことなどを求めている。
 運営する三育学園の野田豪一理事長らが同日、福島市の県災害対策本部を訪れ、佐藤節夫県生活環境部長に要望書を渡した。