東日本大震災アーカイブ

県モニタリング検査結果を注視 キノコ産地

 県内の他のキノコ産地でも、県のモニタリング検査の結果を注視している。
 猪苗代町の115号国道沿いにキノコ直売所を置く、同町の高森共用林野組合の渡辺清孝組合長は「これからマイタケなど、本格的な秋の味覚のシーズンに入る。県はしっかり安全性を確認してほしい」と求める。
 南会津地方でも今月中旬以降、キノコの収穫が本格化する。南会津町の直売所「よってーけやれー南郷直売所」を運営する木伏営農改善組合の土橋正幸副組合長は「風評被害や水害で来店者が少ない中、新たな問題で頭が痛い。消費者に安心してもらえるよう、独自の放射性物質検査を検討したい」と話している。

カテゴリー:福島第一原発事故