県は13日、コメの緊急調査結果を発表し、福島市旧福島市の農家1戸の5点、伊達市旧掛田町の農家1戸の1点から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。両地区はすでに政府の出荷停止指示を受けている。
県は特定避難勧奨地点などを含む地域のうち、4市19旧市町村214戸を調査。旧福島市の農家からは530~570ベクレルを検出。生産した40袋(30キロ入り)は全量保管されていた。旧掛田町の農家では660ベクレルが検出された。生産した22袋は流通していない。
棚倉町旧棚倉町は全戸検査を終了、出荷見合わせを解除した。
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