東日本大震災アーカイブ

戻らぬ町民支援など考える 大熊町復興計画検討委

復興計画検討委員会で意見を出し合う委員ら

 大熊町復興計画検討委員会は31日、会津若松市の町役場会津若松出張所で開かれ、全国に避難する町民が、帰還を望まない場合の支援策などを検討した。借り上げ住宅補助の継続や、避難した町民が転居先で町とのつながりを保つための町民支援手帳配布などの支援策が出された。
 17日の初会合に続き、2回目。委員20人のうち、16人が出席した。今後、町が復興構想で示した「町への帰還」を前提とした支援策についても意見を出し合う。
 委員会は3月末までに、委員の意見などを集約し、復興計画の概要をまとめる。