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避難基準の年20ミリシーベルト 政府が容認

 東京電力福島第一原発事故を受け、長期間な低線量被ばくの健康影響を検討する政府の作業部会は昨年12月、除染で年間被ばく線量を引き下げる際の中間目標値を盛り込んだ提言をまとめた。2年後に年間線量を10ミリシーベルトとし、次の段階は5ミリシーベルトと段階的に下げるよう提案した。

 現在、住民避難の基準としている年間20ミリシーベルトは、喫煙などほかの発がん要因と比べてもリスクは低く、「スタートラインとしては適切」と容認した。

 通常時の年間被ばく線量上限は1ミリシーベルトとされている。原発事故で放出された放射性物質による汚染で、一部地域では年間1ミリシーベルトを中期的に達成することが困難になっている。

 政府の作業部会は、100ミリシーベルト未満の被ばくについて健康への影響は明らかでないとした上で、年間10ミリシーベルトを中間目標として例示したのは、事故後の線量をめぐる実情について住民理解を得る狙いがある。

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