東日本大震災アーカイブ

相馬沖で船上供養 震災から1年1カ月 

相馬市沖の船上で犠牲者を供養する時宗の僧侶

 東日本大震災の発生から1年1カ月が経過した11日、津波の犠牲者の船上供養が相馬市沖で営まれた。時宗総本山が宮城、岩手両県沿岸に続いて行った。船上では本県のみ。全国各地の僧侶ら約50人が来訪した。
 第74代の大僧正他阿真円上人(93)らが漁船に乗り込み、相馬港付近の埠頭(ふとう)から相馬原釜漁港沖へ繰り出した。念仏を唱えながらお札をまき、祈りをささげた。 これに先立ち、桑折町の桑折寺で施餓鬼法要を営んだ。