県は13日、山菜13点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。伊達、桑折、国見の三市町のフキノトウ、福島、相馬、伊達、新地の四市町のタケノコから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。
タケノコは検査した4点全てで基準値を超えた。最大値はフキノトウが桑折町で1キロ当たり490ベクレル、タケノコは相馬市で同400ベクレル。
県は同日、伊達、桑折、国見の3市町にフキノトウの出荷自粛、福島、新地の2市町にタケノコの出荷自粛を要請した。相馬、伊達両市のタケノコは昨年5月に政府が出荷制限を指示している。
県によると、いずれも市場には出回っていない。
.※食品衛生法の基準値は放射性セシウム(134、137の合算)100ベクレル。
二本松:フキノトウ32 48
伊達:フキノトウ93 140
伊達:フキノトウ37 55
伊達:フキノトウ9.4 14
桑折:フキノトウ210 280
国見:フキノトウ57 76
大玉:フキノトウ33 47
会津美里:フキノトウ11 17
矢吹:フキノトウ11 22
福島:タケノコ130 180
相馬:タケノコ170 230
伊達:タケノコ120 170
新地:タケノコ59 87
(カテゴリー:福島第一原発事故)