東日本大震災

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国公立合格者高水準11.2% 今春の大学入試

 今春の大学入試で、全日制県立高校の卒業生に占める国公立大合格者の割合は11・4%と、過去2番目に高い水準だった。統計を取り始めた平成4年以降、過去最高だった23年よりは0・1ポイント低い。県教委が23日、発表した。
 卒業者数は前年に比べ661人減り、国公立大合格者数は同比で89人少なかった。
 大学ごとの合格者数を見ると、福島大が夜間も含めた全体で20人増の437人、福島医大医学部が5人増の43人、同看護学部が2人増の54人、会津大が26人増の105人で、県内の国公立大はいずれも増加した。
 県外では山形大が19人減の114人、東北大が21人減の88人、新潟大が5人減の125人だった。一方、私立大の延べ合格者数は前年より685人増えて7410人だった。
 国公立大合格者の割合が高水準で推移した要因について県教委は、各校での英語と数学の学力向上への取り組み、教員の指導力向上などが成果を挙げたとみている。
 平成23年度は、東日本大震災の発生で授業開始時期が遅れたり、校舎が損壊するなど学習環境が十分でなく、受験への影響が心配された。厳しい環境の中で高い水準を保ったことに県教委は「各校が行事を限定して授業時間を確保し、教員と生徒が遅れを挽回しようと努力した結果が実った」と話した。

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