東日本大震災

  • Check

小名浜にカツオ初揚げ 放射性物質検出されず

小名浜漁港に次々と水揚げされるカツオ

 いわき市小名浜の小名浜漁港に21日早朝、カツオが初水揚げされ、港は待ちわびた漁業関係者で活気にあふれた。
 県旋網(まきあみ)漁協の「第22寿和丸」(305トン、奥田勝弘船長)が20日に八丈島沖の海域で漁獲した約18トンで、重さ1・5キロ前後の小型が中心。漁船からベルトコンベヤーで魚市場に運び込まれ、大きさごとに選別された。いわき明星大で放射性物質を測定した結果、検出限界値未満だったため、同日から県内のスーパーなどで販売されている。
 今季のカツオ漁は4月に始まり、これまでは千葉県の勝浦漁港に水揚げしていた。カツオの北上に合わせて地元の小名浜漁港に移した。昨年は東京電力福島第一原発事故の風評被害の影響などで8月に一度水揚げした後、中止していた。寿和丸の船主で県漁連会長を務める酢屋商店の野崎哲社長(57)は「小名浜に水揚げできたことは素直にうれしい。消費者の反応を見ながら、今後も継続的に水揚げしたい」と話した。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧