5月に白河市で開かれた「高速道路無料措置見直しを求める原発避難者総決起大会」の実行委員は8日、大会決議に基づき、国土交通省に東北自動車道の白河、矢吹、須賀川の3インターチェンジの即時無料化を求めた。 若月芳則実行委員長(浪江町議)をはじめ、県南地方周辺に避難している双葉郡の避難者らが国交省を訪れ、「高速道は避難者にとって生活道路だ。全国の避難者に無料パスポートを発行してほしい」などと訴えた。応対した吉田治副大臣は「皆さんの思いをしっかり受け止めたい」と述べた。
(2012/06/09 12:35)