東日本大震災アーカイブ

眼科来月にも開始 川内村立診療所

 福島県川内村立診療所に開設される眼科は9月上旬にも診察を開始する。17日に開かれた村臨時議会で、眼科診療の医療機器購入契約案を可決した。
 医療機器は2399万円で、県の補助を受けて村が購入する。前田眼科(会津若松市)の古田歩医師が月1回訪れる予定で、水曜日午後の診察を軸に調整している。村立診療所は震災前からあった内科と歯科が4月に再開した。その後、心療内科と整形外科の診察を始めており、眼科を加え5科体制となる。
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 3億6925万円を追加する平成24年度一般会計補正予算案も可決した。
 主な補正は、大津辺地区の仮置き場工事費5億5000万円、仮設ビジネスホテルの内装工事費と備品購入費8400万円など。