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今を生きる 「絆Tシャツ」合同作成 売上金を寄付金に 2日、バザー

完成したTシャツを手に笑顔を見せる小名浜一中の生徒

■震災後から交流小名浜一中、西賀茂中(京都)
 いわき市の小名浜一中の生徒が、東日本大震災後に交流を始めた京都市北区の西賀茂中の生徒と合同でオリジナルTシャツを作った。両校で生徒や保護者らに販売し、売上金を寄付金などに充てる。
 Tシャツのデザインは「挑戦 チャレンジ 前進 未来 笑顔」をテーマに、両校の全生徒からアイデアを募った。西賀茂中は表面のデザインを担当し、伝統の西陣織風のネクタイと「継」の文字をあしらった。小名浜一中は背面に人々が手をつなぎ、笑顔を囲むイラストを描いた。
 西賀茂中は震災後、バザーなどの収益金を義援金として小名浜一中に届ける活動に取り組んだ。小名浜一中はお礼の気持ちを込め「漁業のマチ・小名浜」をアピールする大漁旗を制作し、寄贈。その後も生徒同士がビデオメッセージの交換などをしてきた。Tシャツ作りは交流を続ける中、両校の生徒会で話し合って決めた。
 小名浜一中生徒会長の高井智文君(3年)は「合同で作ったことで強い絆を感じた」。副会長の白川満里奈さん(同)は「今後は、震災の被害が大きかった地域の人たちのために私たちが支援に当たりたい」と話している。
 Tシャツは1枚1000円で、11月2日に小名浜一中で開くPTAバザーで一般にも販売する。売り上げは、タイに学校建設を目指す「ワンコイン・スクールプロジェクト」に寄付する予定。西賀茂中は売り上げの半額を小名浜一中への義援金にする。

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